Völuspá 9

Þá gengu regin öll
á rökstóla,
ginnheilög goð,
ok um þat gættusk,
hverir skyldi dverga
dróttir skepja
ór Brimis blóði
ok ór Bláins leggjum.

それで、力あるもの全てが、 法廷に赴き、
神聖な神々は、 そのことについて思案した。
誰にすべきか ドウェルグ族(ドワーフ)の王を作るのは
ブリミルの血から ブラーインの脚から。

なんと、前半部分は、6節と一字一句同じである。ちなみに、この件はこの詩では、合計4回出てくる決まり文句で、「困ったら会議」オチは定番なのだろう。

そして、問題は後半である。この部分についてはいろいろあるのだが、その中でも最も定番だと思われる解釈を紹介する。

曰く、Brimir/ブリミルとBláin/ブラーインは両者ともにYmir/イミルさん(3節)の別名で、結局同一人物である。そして、この会議の決定を経て、彼の死体からドウェルグ族(の始祖)を合成した。

少なくともスノリのエッダでのスノリは「アース族がドウェルグ族を作った」説を支持していたようなので、数世紀単位の伝統的な解釈であるから、もし誤読だったとしても、この説を知っておくのは悪くないだろう。

なんとも凄まじい話だが、それよりも、私は話の飛躍ぶりが気になる。前節で、怪物3人娘が出てきたと思ったら、もうミズガルズルや火箸と同じノリで、ドウェルグ族を作る/skepja話なのだから、脈略も何もあったものではなく、困ってしまう。せめて、ドウェルグ族のメリットを先に説明して欲しかった。

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