Völuspá 7

Hittusk æsir
á Iðavelli,
þeir er hörg ok hof
hátimbruðu;
afla lögðu,
auð smíðuðu,
tangir skópu
ok tól gerðu.

アース族が集ったのは、 イザウォルルルだった、
そこに彼らは祭壇と家を 高く建てた。
窯を据え付け、 宝を鋳た、
火箸を作り、 道具を飾った。

アース族はイザウォルルル(Iðavöllr)に集い、
そびえる聖堂と城を建築した。
炉と火ばさみを作り上げ、
宝物と道具を鋳造した。

話が飛んでいるように見えるが、おそらく、聴衆には「アース族は神だ」という了解があったと思われる。前節のreginやgoðもアース族が中心だったのだろう。

いずれにしても、新章突入である。話の内容としては、前半で建築技術の、後半で治金技術の自慢をしている。いきなり火箸が出てきて驚いたが、炉と共に鍛冶には欠かせない道具だから、対句のネタとして触れているのだろう。無粋ながら、一応解説しておくと、afla(炉)→auð(宝)、tangir(トング)→tól(道具)で、頭韻を踏んでいる。個人的には、珍しく意味上の対句と韻律が両立されている、構成の美しい節だと思う。

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