Völuspá 53

Þá kemr Hlínar
harmr annarr fram,
er Óðinn ferr
við ulf vega,
en bani Belja
bjartr at Surti;
þá mun Friggjar
falla angan.

その時来るリーンの
嘆きもう一つの嘆きが前に、
それはオージンが行き
狼と共に戦い、
そしてベリの死は
スルトルに輝く。
その時フリググのは考える
甘い香りは倒れる。

そして、リーン(Hlín/機)のもう一つの災難はやってくる。
それは、輝くベリ(Beli/低い呻り声)殺しがスルトル(Surtr/黒)のところにあるのに、
オージン(Óðinn/オーディン)がウールヴル(úlfr/狼)と戦いにいくこと。

そして、フリググ(Frigg)の愛するものは、倒れようとする。

前半のannarrを解釈するには、以前の節との繋がりを考える必要がある。

まず、単純に前節(52節)とこの節(53節)が対になっているとも取れる。その場合、「あちらからはスルトル~が行った、『一方で』、こちらからはリーン~が行った」という風になるだろう。

もう一つは、「たぶらかし」で示された伝統的な考え方である。まず、HlínをFriggの別名と解釈する。「巫女の予言」のように、乱雑な前後関係の詩で、遠く離れた節の相関関係を問うのもなんだが、33節のFrigg描写を思いおこさせる。

en Frigg of grét í Fensölum vá Valhallar.

そして、FriggはFensalarで、Valho:llの災厄についてむせび泣いた。

harmrは、丁度このváとgrétを合わせたような語感なので、「Friggに『もう一つの』嘆きが訪れる」となるわけである。

Þa cor hlinar harmr aNaR F(a)m er oðiN FeR við vlF vega
en bani belia biartr at svrti Þa mun F(i)Giar Fala angan
tyr.

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