Völuspá 28

Ein sat hon úti,
þá er inn aldni kom
yggjungr ása
ok í augu leit.
Hvers fregnið mik?
Hví freistið mín?
Allt veit ek, Óðinn,
hvar þú auga falt,
í inum mæra
Mímisbrunni.
Drekkr mjöð Mímir
morgun hverjan
af veði Valföðrs.
Vituð ér enn – eða hvat?

彼女は一人外に座っていた、 その時、年寄りの男が来た
梁を揺るがすもの そして瞳を覗き込んだ。
何を私に尋ねたいのか?  なぜ私のを試すのか?
オージンよ、私は全てを知っている、 あなたがどこに瞳を隠したかのか、
栄えある ミーミスブルンの 中に。
ミーミルは蜂蜜酒を飲む 朝ごとに
ワルヴォズルの担保から。 知りたいことはまだ何か?

彼女が一人で座っていたところへ、
梁を揺るがす老人が来て、瞳を覗き込んだ。
私に何を言わせるのです?何故私の記憶をお試しになる?
オージンよ、私はすべてを知っている。
御身が瞳を隠したのは、かのミーミルの泉の中。
ミーミルは、死者の父の抵当より湧き出る蜂蜜酒を毎朝飲む。
他に何を申しましょうか?

これらの疑問文は、「アース族の秘密を本当に口外してもよいのか?」という意味だろう。そういう態度から、語り手の巫女とオーディンの関係を深読みする向きもあるが、ここでは深く立ち入らないことにする。

結局のところ、この長い節は前節の後半部をより詳細に語っているだけで、大意は同じであると考えられる。従って、faltやveðiのように、前節と重複している単語は同じ意味であると解釈すべきだろう。すると、前節のヘイムダル云々もよく考えなくてはいけない。

前半は、「彼女」の前でたまたま、オーディンが瞳を見ているシーンに出くわした、ということ。この偶然を「外に座っていた時」だけで説明しようとする巫女は、なかなかふてぶてしいと思う。

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